世界レベルの暗記のプロが実践している記憶術【基本編】
こんにちは
はじめまして
すがわです。
今回は記憶術の基本についてお話しします。
この記憶術をマスターすることができれば、勉強時間を圧倒的に短縮することができます。
そうすることで、より効率的な短期集中型の勉強スタイルを確立することができます。
英単語を覚えるために腕が痛くなるまで書き続けたことはありませんか?
このような非効率的な勉強法とは今日でおさらばです。
この記憶術をマスターできなければ、あなたの目標である、大学合格は困難なものになるでしょう。
早速、具体的な方法をお教えします。
今回のキーワードは
「基本的な記憶術をマスターする」
です。
記憶術には様々な方法があります。
関連法、物語法、場所法、ペグ法、、、などなど
しかし、その基本となる部分はどれも同じです。
その基本をしっかりとマスターすることができれば、あとはそれを応用するだけです。
では早速やってみましょう。
次の5つの英単語を覚えたいとします。
通常であれば、意味だけを覚えたり、スペルだけを覚えると思いますが、今回は覚える単語の数が少ないので、全て丸暗記してしまいましょう。
① grass 芝生
② shortage 欠乏
③ convert 転換する
④ despite 〜にもかかわらず
⑤ bury 埋める
まず、音読します。しっかりと声に出して、頭の中でしっかりとイメージを作りながら音読して下さい。
音読することで、視覚の情報だけでなく、聴覚の情報も脳に刺激を与えるので、より一層覚えやすくなります。
次に、一度音読した後、すぐに暗唱します。
①〜⑤を音読→①〜⑤を暗唱→①〜⑤を音読→①〜⑤を暗唱
これができるようになれば、30秒間、別のことに意識を集中してください。
英単語の事は一回忘れて下さい。
と言っても難しいので、
100から6を引いて、その答えから6を引いて、そのまた答えから6を引いて、という計算を30秒間やってみてください。
「100、94、88、82、76、、、、」
その後、先程の①〜⑤を暗唱します。
思い出すことができなければもう一度
音読→暗唱→音読→暗唱のパートからやり直して下さい。
30秒後、完璧に暗唱することができれば、次は5分後に暗唱します。次は30分後、その次は1時間後、その次は3時間後、という風に繰り返します。
3時間後に暗唱できれば、次の日に暗唱します。ここまでくれば完璧です。
もう忘れる事はありません。
一見、時間がかかるように思いますが、暗唱と暗唱の間は別のことに時間が使えるので、非常に効率的です。
これが全ての記憶術の基本となる「想起練習」というものです。
これだけでも、強力な効果を発揮します。
これは必ずマスターしてください。
次回以降、記憶術を紹介する際は「想起練習」をマスターしていることを前提にお話しします。
この想起練習をどんどん発展させていくと、最終的には何百という事柄を一瞬で覚えられるようになります。
そのためには、かなりの訓練が必要ですが不可能ではありません。
この記憶術があなたの夢の実現に少しでも貢献できることを願っています。
すがわ